GW、読書感想文・・・その2
今日からいよいよGWの帰国ラッシュが始まって、新型インフルエンザの感染者が
検疫をすり抜け始めるんだろうなぁ~?
昨日に続いては
書籍名 命の終わりを決めるとき
著者 朔 立木
![]() | 命の終わりを決めるとき (光文社文庫) 著者:朔 立木 |
この本を知ったのは、御愛聴の“J-WAVE”を車の運転中に聴いてて
「TOKYO REMIX族」で中川翔子が紹介していた本。
あぁ~しょこたんってこうゆう本を紹介するんだーと思いつつ
テーマが興味あったので思わず読んでみました。
特にしょこたんの紹介で心引かれたのは、「尊厳死」か「殺人」か、
と言う問題で、ER〈緊急救命室〉フリークの俺としては凄く興味ある話。
ER〈緊急救命室〉では小児科医のダグ・ロスことジョージクルーニーが
この件で病院を去っていくし。。。
買ってから気づいたんだけど、2編から成っている話で、特に「安楽死」問題の編は
『終の信託』という題名。
新人医師の頃から15年間に渡り診察と治療をし続けた重症の喘息患者に、
「最後の時を決めてほしい」、「楽にしてほしい」とお願いされる女性医師。
その願いを実行したばかりに思いも由らず殺人の罪に問われるか?、その寸前で
物語は終わる。
しかし、女性医師と患者との15年間の関係というか絆が、短い物語の中でも
頭に描けるようなそんな内容で、またそこに係る患者の家族の姿もイラッとさせられる
ようにうまく書けるなぁ~と思った。
普通なら、人工呼吸器を外して直ぐに呼吸が止まり、『ご臨終です・・・』で安らかに
亡くなるところだけど、そうではなかった・・・・
なところから『尊厳死』か、『殺人』か?がスタートしてしまうような、簡単な言い方だけど、
医師にしてみれば予想外の事態が起こって全てが狂ってしまったんだな、と。。。
「人工呼吸器に繋がれて、チューブだらけにされてまで生きるなんて・・・」とは
ER〈緊急救命室〉でよく聞く台詞だけど、本当にそう思う。
生き方もそうなら、死に方も決めておかないといけない
と改めて思った。何せ明日にでも事故や病気で意思表示ができなくなる日が
訪れるかもしれないから・・・
もう1編は『よっくんは今』という題名。
本当に愛したたった一人の恋人をメッタ刺しにして殺してしまう、若く美しい女性
の話。
解り合えるたった一人と出会ってしまった、幸運な二人のはずが・・・
普通はもっと妥協した恋愛で納得しながら、そう「手を打つ」って感じの恋愛。
だけど、主人公の女性「万理」はそれができなかった?
2編共に結末手前で話が終わってしまったような感じで、もう少し、顛末はどうなった?
と欲求が残るが、いかがだろうか?
人との関り、繋がりを考えさせられる2編だった。
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